フィカス・アルテシマ

アルテシマ
学名:Ficus altissima Variegata
科名:クワ科
属名:フィカス属
原産地:インド、ミャンマー、東南アジア

フィカス・アルテシマはクワ科フィカス属ゴムの木の仲間です。
ライトグリーンの葉にグリーンの斑が入ったアルテシマは、お部屋の中を一気に明るく元気にしてくれる、とても人気のある観葉植物です。
その魅力は樹形にもあり、幹の緩やかなカーブと鮮やかな葉色はインテリアのポイントになります。 アルテシマとはラテン語で『最も背が高い』という意味で、樹高は大きいもので20mになる事もあるそうです。
花言葉は『永遠の幸せ』で、ギフトとしても大変喜ばれる植物です。

アルテシマの特徴と育て方

置き場所

出来れば明るい場所が最適ですが、暗い場所でも枯れません。
フィカス・アルテシマは光を好む植物ですので、室内の場合は窓際など光の入る場所に置くことをお勧めします。窓際に置くスペースを確保できなくても耐陰性もあるので、通常の明かりがあれば問題ありません。
光が強いほど斑がより鮮やかな黄色になり、光が弱いと斑がライムグリーンになり目立たなくなります。沖縄の真夏の外に出しても光の強さは問題ありませんが、鉢植えの場合は土が乾くのが早くなるため、水やりの頻度が多くなりますのでご注意ください。

水やり

フィカス・アルテシマの水やりは控えめの方が安全です。
春から秋は、土の表面が完全に乾いたら鉢底から抜けるほどのたっぷりの水を与えましょう。
冬は生長が緩やかになるため、土の表面が完全に乾いて2~3日してからたっぷりと与えましょう。水やりのポイントは、季節によって頻度が変わりますが、与えるときは鉢底から出るくらいたっぷりと与えることです。

温度

フィカス・アルテシマは東南アジア原産の植物なので、暖かい場所が大好きです。
なるべく寒暖差の少ない場所、室内に置いてあげると良いでしょう。冬場の窓際は寒暖差が大きいのでなるべく避けてあげましょう。気温は8℃を下回らなければ十分管理できできます。

肥料

春から秋にかけては、月に一回程度の置き肥を与えると元気に生長します。肥料には大きく分けて即効性(早く効く)と緩効性(ゆっくり長く効く)の2つのタイプがありますが、緩効性をオススメします。即効性の肥料は分量やタイミングを間違うと根っこを傷める原因になります。緩効性の肥料でも十分に効果はあり、また失敗も少ないので初心者には特にオススメです。

病気や害虫

フィカス・アルテシマは、乾燥や水のやりすぎで病気や害虫などのトラブルが起きることが稀にあります。
葉の表裏にハダニ(0.5㎜ほどの小さな赤いクモのような虫)が付くことがあり、夏・秋に多く発生します。ハダニは水に弱い為、葉に木酢などで霧吹きなどをし、予防しましょう。
日当たりや風通しの悪い場所では、カイガラムシ(白い綿のようなもの)が付きやすくなります。もし付いてしまったらまず歯ブラシなどで綺麗に取り除き、その後殺虫剤の散布を行ないましょう。

剪定

アルテシマは沖縄では年中剪定しても大丈夫ですが、気温の高い時期の方が新芽が吹きやすく、剪定しても上手くいきやすいです。
また、室内に置いてある植物はどうしても生力が落ち気味になります。そうすると剪定しても枝が枯れやすくなる為、できれば2週間〜1ヶ月程度の期間外に出して生力を戻してあげると新芽が吹きやすくなります。
同じ様に、剪定する2週間前くらいに肥料を与えてやると、より植物の勢いがまして剪定が上手くいきやすくなります。
枝を切る位置も重要です。切った位置に葉っぱが1枚以上残るようにしましょう。
これは、葉っぱを残すことで、その枝まで水を吸い上げれるようにする為です。この葉っぱがないとその枝は枯れる確率が高くなります。
気温や湿度などの環境がよく、植物自体に勢いがあれば葉っぱがなくても大丈夫な場合はありますが、家庭で管理している場合はほとんどその条件を満たさないので、葉っぱを残して切ることが重要です。
剪定をする際は、残さず全部の枝を切ってあげると仕上がりがよくなります。

増やし方

フィカス・アルテシマは年に一回程度、樹形を整える為カットを施すと良いのですが、その時カットした枝で簡単に挿し木で増やすことができます。是非挑戦してみてくださいね。
フィカス・アルテシマの挿し木の方法は、深さ10㎝以上の鉢に土を入れ、十分に湿らせておき真ん中に指で穴を開けておきます。元気のある枝の先端部分を10㎝程度カットして、新芽ではなく硬い葉を1枚残し根元に発根剤をつけ3~4㎝程度穴へ植えます。植えた後はたっぷりと水をあげ、根が鉢に回るまで水を切らさないようにしてあげてください。
。気温は25℃~30℃程度、多湿が理想です。温度が高い方が発根の勢いやスピードが速いので暖かい季節に増やすことをお勧めします。

鉢替え

大きく成長したら鉢を替えてあげましょう。
株が成長して大きくなってくると、それに合わせて土の中の根っこも広がっていきます。そうすると、段々と鉢の中が根っこでパンパンになってきますので、頃合いを見てもっと大きい鉢に替えてあげてください。
購入して1年〜1年半経った頃が目安です。
植え替える時は、元々の土を出来るだけ崩さない様にして、周りに新しい土を足す様なイメージで行なってください。
根っこが傷んでたり、根詰まりを起こしている時に元ある根っこを切って間引くテクニックもありますが、枯れるリスクもあるのでオススメはしません。