フィカス・フランスゴム

フランスゴム
学名:Ficus rubiginosa
科名:クワ科
属名:フィカス属
原産地:インド・スリランカ 東南アジア熱帯雨林気候区

フィカス・フランスゴムははクワ科フィカス属・ゴムの木の仲間です。ゴムの木全般につけられた花言葉は『永久の幸せ』なのでギフトにもピッタリです。鮮やかな緑色の小さな葉をつけたフィカス・フランスゴムの原産地は、実はフランスではなくオーストラリアなんです。
フランス人植物学者により発見されたことから、フランスゴムと呼ばれるようになったそうです。
ゴムの木特有のしなやかに曲がる枝に、光沢のある小さな葉をつけるフィカス・フランスゴムはとてもナチュラルで、どんなインテリアにもぴったりです。
管理もとても簡単で小さなサイズも多いので、初心者の方にもピッタリです。

フランスゴムの特徴と育て方

置き場所

フィカス・フランスゴムはできれば明るい場所が最適ですが、暗い場所でも問題なく育ちます。室内の場合は窓際など光の入る場所に置くことをお勧めします。
窓際に置くスペースを確保できなくても耐陰性があるので、通常の室内の明かりがあれば問題ありません。
沖縄の真夏に外に出しても光の強さは問題ありませんが、鉢植えの場合は土が乾くのが早くなるため、水やりの頻度が多くなりますのでご注意下さい。

水やり

フィカス・フランスゴムの水やりは控えめの方が安全です。
春から秋は、土の表面が完全に乾いたら鉢底から抜けるほどのたっぷりの水を与えましょう。冬は生長が緩やかになるため、土の表面が完全に乾いて2~3日してからたっぷりと与えましょう。
水やりのポイントは、季節によって頻度が変わりますが、与えるときは鉢底から出るくらいたっぷりと与えることです。

温度

フィカス・フランスゴムはインド原産の植物なので、暖かい場所が大好きです。
なるべく寒暖差の少ない場所、室内に置いてあげると良いでしょう。
冬場の窓際は寒暖差が大きいのでなるべく避けてあげましょう。気温は5℃を下回らなければ十分管理でき耐寒性に優れています。

肥料

春から秋にかけては、月に一回程度の置き肥を与えると元気に生長します。

病気や害虫

フィカス・ベンガレンシスは、乾燥や水のやりすぎで病気や害虫などのトラブルが起きることが稀にあります。葉の表裏にハダニ(0.5㎜ほどの小さな赤いクモのような虫)が付くことがあり、夏・秋に多く発生します。ハダニは水に弱い為、葉に木酢などで霧吹きなどをし、予防しましょう。日当たりや風通しの悪い場所では、カイガラムシ(白い綿のようなもの)が付きやすくなります。もし付いてしまったらまず歯ブラシなどで綺麗に取り除き、その後殺虫剤の散布を行ないましょう。

剪定

長く育てていると段々と枝が伸びてきますので一年に数回、剪定(カット)をしてあげると樹形をよりキレイに維持できます。
芽吹きも多いので不要な小枝を間引いてあげると、すっきりと仕立てられます。
フィカス・フランスゴムの選定はとても簡単で、基本的に葉っぱのあるところで剪定してあげれば芽が吹きやすいので、好きなように剪定しても失敗しにくいです。
伸びたところだけ形を整えるように切っていただいてもいいですし、切り詰めて(強剪定)コンパクトに作り直してもいいです。
剪定をする際は、残さず全部の枝を切ってあげると仕上がりがよくなります。
ゴムの木は、幹に傷がついたり葉が折れたりすると樹液が出てきます。皮膚や衣服につかないよう、手入れをするときはエプロンや手袋を着用し、新聞紙などを敷いて行ってください。

増やし方

フィカス・フランスゴムは、とても芽吹きの良い植物です。
年に数回、樹形を整えるため剪定(カット)すると良いのですが、その時カットした枝で簡単に挿し木で増やすことができるので、是非挑戦してみてくださいね。
フランスゴムの挿し木方法は、深さが10㎝以上の鉢に土を入れ、十分に湿らせておき真ん中に指で穴を開けておきます。
元気のある枝の先端部分を10㎝程度カットして、新芽ではなく硬い葉を数枚残し根元に発根材をつけ、3~4㎝程度穴へ植えます。植えた後はたっぷりと水をあげ、根が鉢に回るまで水を切らさないようにしてあげてください。
気温は25℃~30℃程度、多湿が理想です。温度が高い方が発根の勢いやスピードが速いので暖かい季節に増やすことをお勧めします。

鉢替え

大きく成長したら鉢を替えてあげましょう。
株が成長して大きくなってくると、それに合わせて土の中の根っこも広がっていきます。そうすると、段々と鉢の中が根っこでパンパンになってきますので、頃合いを見てもっと大きい鉢に替えてあげてください。
購入して1年〜1年半経った頃が目安です。
植え替える時は、元々の土を出来るだけ崩さない様にして、周りに新しい土を足す様なイメージで行なってください。
根っこが傷んでたり、根詰まりを起こしている時に元ある根っこを切って間引くテクニックもありますが、枯れるリスクもあるのでオススメはしません。