ガジュマルはゴムの木(フィカス)の仲間で、沖縄に自生している植物です。キジムナーという妖精が住んでおり、幸せを呼び込むと言われていて大切に扱われています。ガジュマルの中にも色々種類がありますが、パンダガジュマルはその中の1つです。
小さな丸い葉がかわいいパンダガジュマル
パンダガジュマルの葉は小さなまん丸の形をしています。ゴムの木の中では一番丸い葉でしょう。パンダガジュマルはゴムの木の中では太りずらく、成長が遅いため、他のゴムの木の様に大きく育てるのには時間がかかります。そのため、通常のガジュマルにパンダガジュマルを接木して生産されることもあります。
花言葉は「永遠の幸せ」
パンダガジュマルの花言葉は「永遠の幸せ」 、「すこやか」です。パンダガジュマルは地植えには向いていますが、鉢物では管理の難易度が少し上がるので、贈り物には同じ花言葉を持つ他のゴムの木をオススメします。ただし、通常のガジュマルにパンダガジュマルを接木している物に関しては、ガジュマルの性質が強いので贈り物としても問題ありません。
パンダガジュマルの育て方
風通しがよく、明るい場所に置いてください
パンダガジュマルは根が痛むと病気になりやすいので、根を健康に保つことと、風通しをよくすることを意識してください。耐陰性も比較的ありますが、明るい方が元気に育ちます。
水やりはしっかり乾かしてからタップリと
パンダガジュマルの水やりは控えめにした方が安全です。春〜秋は、7日~10日を目安に土の表面が完全に乾いたら鉢底から抜けるほどのたっぷりの水を与えましょう。冬は生長が緩やかになるため、土の表面が完全に乾いて2~3日してからたっぷりと与えましょう。
土は排水性を高くすると管理がしやすくなります。
肥料は緩効性がオススメ
肥料は強すぎると根焼けする危険性があるため、ロングタイプや緩効性と言われるような長く少しずつ効くタイプの肥料がオススメです。ただ、パンダガジュマルは生長が遅いので、たくさん肥料をあげるより、最低限葉に色が乗る程度に抑えるといいと思います。
パンダガジュマルに出る病害虫
アリ
他の観葉植物と同様に土にアリが発生することがあります。周辺にアリが寄ってくるような餌になるものを置かないようにしてください。ありの巣コロリなどを近くに置くのも効果的です。
カイガラムシ
カイガラムシは硬い殻に覆われていて薬剤が効きにくいので、歯ブラシなどで物理的に除去します。風通しが悪くホコリっぽい環境を好むので、置き場所の環境をよくして予防しましょう。
まとめ
パンダガジュマルはガジュマルの中でもレアな品種なので見つけたらぜひゲットしてみてください。生長がとても遅いので、購入して作り込むより、最初で気に入った形のものを探すのをオススメします。
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