ディッキア

ディッキア

植物名 ディッキア
英名 dyckia
科・属 ブロメリア科・ディッキア属
栽培難易度 簡単
耐寒性 5℃以上
耐暑性 高い
耐陰性 高い
育て方のポイント しっかり光に当てることで引き締まった株になります

ディッキアはパイナップルやエアプランツと同じアナナス科(パイナップル科)の仲間です。原産地は南米で、乾燥に強く強い日差しを好みます。 形はアロエによく似ていて、ノコギリのような葉のトゲ(鋸歯:きょし、のぎ)が特徴です。色は品種によってさまざまで、グリーンやシルバー、赤などあり、収集欲をそそります。 さまざまな交配がされており、見た目が美しかったり希少性が高いものは一部のマニアにとても人気があります。最近ではライトユーザーにも徐々に人気が出てきていて、これから楽しみな植物です。

ディッキアの管理方法

ディッキアは明るさにも暗さにも強く、水が大好きだけど乾燥にも強いというとても育てやすい植物です。ただし、最低気温が10℃を下回る日が続くと葉先から枯れ込むのでご注意下さい。

置き場所(光)

春〜秋涼しくなり始める頃まで。

光が大好きなので基本的には直射日光で大丈夫ですが、品種によっては葉焼けするものもあります(主に緑色の強い個体)。春〜秋は野外、窓際など光が入る場所で管理してください。

秋口から冬

最低気温が10℃を下回る時期には室内の暖かい場所に移動させてください。最低気温が10℃を下回ると、葉が傷み始め、枯れることもあります。窓際は温度が低くなることがあるので注意が必要です。耐陰性もあるので窓際で光に当てることより、暖かさを優先させてください。

水やり

最低気温15℃以上

ディッキアは水が大好きなので、土が完全に乾く前にタップリと水をあげてください。受け皿に水を貯めたままにしても大丈夫ですが、貯めた水が腐らないように定期的に入れ替えるようにしてください。

頭からしっかり潅水する場合、日中日差しが最も強い時間帯は避けましょう、葉焼けの原因になります。

最低気温15℃〜10℃

水やりの頻度を少し控えめにして、受け皿には水を貯めないようにしてください。

最低気温10℃以下 

10℃以下が続く様になると葉先が傷み始めます、暖かい場所に移動させてください、真冬でも室内で管理する場合は成長し続けます、水やりの頻度は成長期程必要としませんが土の表面が乾いて来たらたっぷりと与えましょう。

病害虫

ディッキアは病害虫に強く、あまり発生しませんが、たまにハダニが付くことがあります。ハダニを見つけたら市販の植物用の殺虫剤などで駆除してください。

増やし方

子株を移植

子株が出る品種であれば、出た子株を移植することで増やせます。子株が小さいと枯れるリスクがあるので、ある程度の大きさになった子株を移植してください。

開花:交配

季節の変わり目に黄色い花を咲かせます、いくつか品種がある場合、受粉作業を施す事で種子をつけます、上手くいけばオリジナルのディッキアを生み出す事が可能なのでとても楽しみが多い植物です。

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